自衛官の妻と不妊治療|予定が合わない日々、それでも前に進む

不妊治療の記録

こんにちは、自衛官妻のおこめです。
今日は少し重たいテーマかもしれませんが、「不妊治療と自衛官の生活」について書こうと思います。

結婚したらすぐに子どもができるって、思っていたわけではなかったのですが
でも、まさかここまで大変だとは、正直思ってなかった🫥

同じように不妊治療をがんばっている方、夫が自衛官でタイミングが合わなくて悩んでいる方に、少しでも寄り添えたらと思って、私の体験をシェアします。


不妊治療を始めたのは32歳。最初から覚悟していた

私は昔から生理不順で、20代半ばからは低用量ピルでサイクルをつくってました。
だから正直、「自然妊娠は難しいかもな…」って覚悟はしてたんです。

結婚して32歳になったとき、年齢のことも考えて、最初から不妊治療を受診。
でも最初の病院では「これ以上、うちの病院では出来ないので転院を」と勧められ、
不妊治療専門の大きな病院に通うことになりました。


“授かりもの”なんて言葉があるけれど、現実はそんなに甘くないなと、今しみじみ感じています。


治療をがんばっても、夫が出港中…その絶望感

治療の中で「プラノバール」という中容量ピルを飲んでいるんですが、これが私には本当に合わなくて。
飲み始めの2日目くらいまでは体調が最悪。吐いたり、寝込んだりすることも多いです。

それでも「この周期こそは!」とがんばってるのに…いざ排卵のタイミングになったら夫は出港中。
その瞬間、心がバキッと折れそうになります。

「私の数日間の苦しみは何だったの?」
「無駄に体調崩したってこと?」

そんなことを思ってしまい、精神がギリギリになったりしました。


自衛官でも、夫はできる限り協力してくれる

とはいえ、夫は本当に協力的です。
不妊治療に理解のある職場へ異動してくれたこともあり、今はスケジュール調整がしやすくなりました。

私の体調が悪い日は家事を全部やってくれるし、いつも心配して声をかけてくれる。
「一緒にがんばろう」って気持ちが伝わってきます。

…まぁ、ひとつ不満を言うなら、ちょっと口がクサイことくらい!笑
(本人にはちゃんと伝えてます🤣)


「すぐできるよ!」が一番つらい

不妊治療をオープンにしていると、周りからいろんな言葉をかけられます。

「そのうちできるよ!」
「焦らなくていいじゃん」
「うちも不妊治療してたけど、すぐ妊娠できたよ〜」

悪気がないのはわかってる。励ましてくれてるのもわかる。
でも、治療の渦中にいると、その言葉が一番しんどい🫡

「そんなに簡単なら、私は今こんなに苦労してないよ…」って、つい心の中でつぶやいてしまいます。


自衛官の妻にとっての選択肢

夫が自衛官だと、急な出港や訓練でスケジュールが読めない。
通院に付き添ってもらえなかったり、排卵に合わせられなかったりすることが本当に多いです。

でも最近は、自衛官の職場でも治療に対する理解が広がっていて、
「今回の出港は旦那だけお休み」みたいな調整もできたりします。

だからこそ、体外受精などのステップアップも視野に入れてみるのはおすすめです。
大切なタイミングを逃さないように、夫婦でよく話し合って決めていくことが大事だなって思います。


最後に。職業よりも「本気で支えてくれるかどうか」

結局のところ、夫の職業がどうこうというよりも――
「パートナーがどれだけ本気で向き合ってくれるか」が一番大切だなと、私は思います。

たしかにタイミングが合わなくてつらいこともあるけど、
いつも私を大事にしてくれて、協力してくれる夫がいるから、前に進めてる。

この記事が、同じような状況の誰かに届いて、
「ひとりじゃないよ」って思ってもらえたらうれしいです。


🌱 あなたのペースで大丈夫。少しずつ、一歩ずつ。

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